「それは変更不可能なんだ」
今日のフレーズ
今日ご紹介するフレーズはもう確定してしまい、変更不可能な事実だということを表現したい時に使えるフレーズ:Set in stoneです。
直訳すると「石の中にセットされた(はめられた)」というフレーズで、まるで石に刻まれた言葉のようにもう変更はできないという意味を表しています。
それではさっそく例文を見ていきましょう。
- 例文1
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A: What about changing the color of our new product?
(新製品の色を変えるってのはどうかな?)
B: That’s set in stone, It has to be red which is our signature color and we can’t change it.
(それは変更不可能なんだ。我が社の象徴である赤でないといけないんだ。)
- 例文2
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A: This plan won’t be set in stone until we confirm it with our boss tomorrow.
(この予定は明日上司に確認するまでは確定はしないよ)
B: Okay great, then I’ll review it once more tonight at home.
(それなら良かった。じゃあ今夜家でもう一度確認して見るよ。)
このように「確定」「絶対的に決まった事実」を表現する時に使えるとても便利なフレーズです。
このSet in Stoneの仲間としてCarved in stoneという表現をする場合もあります。
こちらはまさに文字通り「石に刻まれた」というフレーズでSet in stoneと同じ意味で使われることが多々あります。
さらにこれらのフレーズを否定文で使うことで「まだ変更可能」というニュアンスを表現することも可能です。
- 例文3
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A: Have you reserved the place for our anniversary?
(記念日のための場所予約した?)
B: I called them to book the place but they said they might have a special event on that day so it’s not set in stone yet. I think they’re going to call me back later.
(予約の電話は入れたけど、特別なイベントがその日あるかもしれないからってまだ保留状態なんだ。あとで折り返しの電話が来ると思う。)
- 例文4
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A: I don’t know if I really should marry him or not.
(本当に彼と結婚していいのかどうかわからないわ。)
B: Nothing is carved in stone yet. You still have time if you want to change your mind.
(まだ何も確定したわけじゃないんだ。考え直すならまだ時間はあるよ。)
いかがでしょうか。このSet in stone というおしゃれなフレーズ、使えると英会話レベルも一段グッとあがります。ぜひ使ってみてくださいね。