友達や家族と会うときに「meet」を使っていませんか?それは間違い!!

今日のポイント

MeetとSeeの違いとは?

友人や家族など親しい人と会うときの表現に”meet”と使っている人をよく耳にします。

友達と今週末遊びたいな。

“I want to meet my friend this weekend”

などと言っていませんか?この”Meet”という単語、実は親しい人と会うときには使えない単語なのです!では一体どの単語を使うのか?

正解は”See”になります。先ほどの文章ですと正しくは”I want to see my friend this weekend”という文章になります。このMeetとSeeの違いは何なのか?早速説明していきます。

MeetとSeeの違いは至って簡単!

Meet=初めて会う人(「初めまして」の人)

See=2回目以降会う人(つまり家族や友達、同僚やいつも顔を合わせている人)

に使うという違いです。ただし例外として、Meetは「会う約束を具体的に取り付けた場合」は2回目以降会う人にも使うことができます。

それでは例文を見ていきましょう。

(例文1:初めて会う人の場合)

A:You must be Mr. Connor. I’m Kevin. It’s a pleasure to meet you.

(コナーさんですよね。私はケビンです。お会いできて光栄です。)

B: The pleasure is all mine. Thank you for visiting our office.

(こちらこそ。私たちのオフィスにお越しいただきありがとうございます)

(例文2:2回目以降会う人の場合)

A: I’m seeing my old colleague tonight. We used to work together for Sony in 2010.

(今夜昔の同僚に会うんだ。2010年にソニーで一緒に働いてたんだ。)

B: That’ll be fun. Where are you guys going to hang out?

(楽しみね。どこで遊ぶの?)

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(例文3:いつも会う人だが約束を取り付けている場合)

A: The appointment with ABC company is 3pm this Thursday so we need to be at the station around 2:45pm.

(ABC会社との約束は今週木曜日の3時だから、駅に2:45pm頃には居ないといけないな。)

B: Ok. Where should we meet?

(わかりました。どこで待ち合わせますか?)

このように誰と会うか、そして会う予定を具体的に取り付けているかどうかで使う単語が変わってきます。

学校の英語授業で習った”Nice to meet you”は初めて会う人のみに使うことができるというわけですね。

そして要注意なのが、この初めて会った人と打ち合わせを終えて、別れ際に「お会いできてよかったです」と声をかける場合は、もう”meet”が”see”に変わっていないといけないということになります。

つまり、

初めての人に会ったときの挨拶は

Nice to meet you.

Nice meeting you. / Nice meeting you too.

別れ際の挨拶は

Nice to see you.

Nice seeing you. / Nice seeing you too.▲

という風に変化するわけです。

ぜひ今後気をつけて使って行きましょう。

~Meetを使った番外編~

このMeetという単語に「up with」 をつけることでsee以外の2回目以降の人にも使える「会う」という表現をすることができます。

例文4

A: We haven’t hung out with Sam for a while.

(しばらくサムと一緒に遊んでないね。)

B: Let’s meet up with him this weekend!

(今週末彼に会おうよ!)

このMeet up withはかなり万能で初対面・2回目以降に関わらずただ「会う」という表現で使うことができます。

ただし、カジュアルな表現なのでビジネス上で使う場合はあまりおススメできません。

See, Meet, Meet up withの3つを様々な場面でぜひ使いこなしてみてください!

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